c2006's The DUFFER of ST.GEROGE Madras_Check Harrington JKT

SOLD OUT

軽やかなマドラスチェックで作るハリントンジャケット。

何だそれは。
いや本当に面白いピンポイントを突いてくる。

風情の塊みたいな清涼感を備えつつも生地としてのオーセンティシティには些か欠けるこのテキスタイルを、コンサバティブなハリントンジャケットに掛け合わせるとは。


クラシックとカジュアルの融合、なのですがその素材選びが本当にユニーク。

あまりに視野が広い。


今これ真似して作る人がいたらほぼ確実にラグランで作るんでしょうね。

このモデルはセットインスリーブでの仕立てなんです。
ちょっとだけフォーマルに振ったのでしょう。
ここの匙加減なんですよね……。



ブリティッシュトラッドのカジュアルレンジをベースに、新しいアメカジの感覚をツイストしながら繊細なバランスで取り入れたThe DUFFER of St.GEORGE。

84年の設立以来、2000年前後まではユーロオリジナルとして展開されますが、07年には日本の某商社がライセンスビジネスを確立。

以降国内流通は殆どライセンスになります。




この個体にはEditionタグが付きます。
まだ100%確実な同定方法ではありませんが、恐らく2006年のS/Sコレクション。

ライセンス始まる直前の時期の、トゥモローランドによるインポート。

初期アイテムと同じブランドタグが付いていながらここまで年代の浅いものも初めて見ました。


仕立てとしては裏地無しで、縫い代は全て丁寧にパイピング始末。

ジップは独特なシェイプで作られたロゴ入りモデル。


この辺までが
所謂『オリジナル』かと考えています。


riri-Zip
Made in HONG KONG
サイズ表記S

肩幅:44
身幅:55
着丈:64
袖丈:67