c00's JSW (POLAND) Navy_Drill Wide Body Work PT

ヨーロッパの炭鉱会社の作業着。


ドカンと太いネイビーのソフトドリル。
コットンか、少しポリが混ざったコットンか。


ベイカーパンツみたいな、
簡単な仕立てのパッチポケット。

頼もしいダブルニー。
右膝に縦長のツールポケット。


それくらい。

後ろウエストに入った数センチだけ縮められるアジャストベルトが個性的かな。
殆ど意味無くて笑っちゃうけど。



総合的な初見としては

何処をどう見てもアメリカ服みたいな服だなという感じ。
プリント位置含め。



縫製はそこまで雑じゃないけど、企画は割と雑。

組成表記もサイズ表記も無い。

ウエスト滅茶苦茶デカいけどレングスはそこまで長くない。

ついでに申し添えておくと、勿論古い服でもない。



結局価値ってのは
希少性によるものだけど

その希少性にマスが群がって、「予算さえ積めば何処でも買える」みたいになっちゃったものはもうファッションではない。


「予算は要らないけど、見つけなきゃ手に入らない」みたいなものにこそ希少価値のヒントがあるはず。


そしてその“希少価値”ってのは
必ずしも金の匂いがするものではなく、
「自分だけのもの」という特別性に依拠するんじゃないかな。


特に
情報化が進んだ社会になればなるほど。



Made in -
サイズ表記-

ウエスト:100
ワタリ:37
股上:32
股下:74
裾幅:24

カジュアルなベルトで雑に縛ってラフに履き潰してください。