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1/3-6 OSAKA
c80's FRENCH VTG Black Soft Leather Active Coat
¥45,000 税込
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迫力のあるボディバランスに凛とした立ち襟。
如何にもデザイナーズ然とした佇まい。
推測ですが黄金期のMontanaを擁したIDEAL CUIR社に関係するプロダクトなんじゃないかな。
レーベルタグは付いていないものの、品質タグは全く同じモノが使われています。
Montana追われてる方やETRAK古参の方は御見覚えがありましょう。
それを証明するように、先ずは革が良い。
毛穴の目立つ艶やかなレザー。
このビジュアルは如何にもピッグレザーの趣がありますけれど、触ってみれば一転。
滅茶苦茶に柔らかい。
【フレンチヴィンテージ】って括ると、プレタ隆盛以前の硬いワークウェアのイメージも付いてくるんですが、そことは全くの別軸。
ラグジュアリーの文脈でソフトレザーを使うようになってからのプロダクト。
ピックレザーを下に位置付ける意図はありませんけれど、豚のそれとは全然違う、ラムに近しいテクスチャ。
不安にならない程度の厚みはあって、でもその全てが柔らかくって気持ち良い。
タグを頑張って解読してみれば、他個体のタグでレザーの種類について言及されている欄にLAMBとありますね。
誤読無ければラムレザーです。
シープかと思いましたが、ここまで毛穴を目立たせたラムもあるのですね。
さてそんな素晴らしいレザーで仕立てられた真っ黒なボディには、エゴ強めのディテールデザインが乱立。
だだっ広い身頃に配置された4つのポケット。
両胸には八の字でジップポケット。
両腰にはマチ&スナップボタンで改造された大振りな立体ポケット。
腰の裾ベルトは不必要なまでの太巾。
モンタナみたい。
どこにもテーパーの材料は無いのでブラウジングを目的とはしていないのでしょうけれど、主張の強いディテールです。
背中には形骸化したアクションプリーツ。
引っ張っても拡張する訳ではない。
形骸化とは言いましたけれど、立ち居振る舞いに関わらず恒久的に縦方向へのラインを強調してくれるという点では、これも明確なビジュアルデザインの一要素。
以上の条件群から、80年代のメインストリームであったボクシーなワイドシルエットとは少し方向性を変えた、縦へのラインにも重きを置いたディレクションを感じます。
ブルゾンってよりもハーフコートに近いようなニュアンス。
そしてそれが明確に分かっていると、スタイリングを組む時に楽です。
中に色々重ねるのはまあ自由にしたら良いですが、パンツを選ぶ時のガイドラインになりますね。
同じく縦へのラインを強調したデザインと相性が良い。
シャツ&タイなんかもそう。
時代の気分としては
ルーズゞも少し飽きたけれど、かと言ってじゃあ細身のスキニースタイルをやりたい訳でも無い、って所でしょう。
でも中にゆるいセーターは挟みたい。とか。
こうしたムードにピッタリ合致してくれます。
Made in FRANCE
サイズ表記36
肩幅:55
身幅:57
着丈:70.5
袖丈:54
裄丈:83
クオリティは最高なのですが、襟部分のジッパーが固くて開かないので少しプライスに反映させています。
外から触った感じ、中にフードとかは入っていなそう。
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