1986 PLANTATION in ISSEY MIYAKE Un-Seems Design Heavy Knitting Cardigan

SOLD OUT

特大のバルキーニットカーディガン。

何の上からでも重ねられるボリューム。


ショールカラーもかなり大振り。
そこから繋がる前端、かなり深い打ち合わせ。

ダブルブレストくらい深く重ねるんですが、ボタンは左前端の一列のみというアシンメトリー。

この和服みたいなショールカラーの使い方、特にこの時代のプランテーションではよく見られます。




そして触れなければいけないのはランダムで不可解な編み変え線。

かなり変則的。何だこれ？
落ち葉か何かのアウトラインを拾ってるのか？

それにしたって配置がランダム過ぎる。
均整の取れた左右対称なんてハナから眼中に無さそう。



そしてこのモデルの最高なポイントは、これらの柄遊びが叶うように全部一枚ニットで仕上げ切っているところ。

身頃から肩、袖までドカンとニットの一枚布で取ってるからこんな大きな柄も乗せられるって寸法か。

身体に特大の葉っぱを乗っけてる感覚。
トトロかな？


一枚の布からの発想と展開、流石の仕事です。


Made in Hongkong
サイズ表記M

身幅:70
着丈:75
裄丈:89

ちなみに中央、ダブルブレストの打ち合わせ部分から襟にかけてはボディの平編みから切り替わって横方向のリブ編みにしれっと変わってます。